GEORGE COX

1949年創業の英国シューズの職人が作り出すクレープソールのグッドイヤー製法。

日本で “ラバーソール” と呼ばれている靴の正式な呼び名は “ブローセル・クリーパーズ”で、「売春宿をこそこそ歩く」という意味を持ちます。1949年に、このクリーパーズを開発したオリジナルメーカーが、英国の靴の聖地ノーザンプトンシャーに位置するジョージ・コックス社です。それらは天然のクレープゴム製の分厚いウエッジ(くさび型)ソールを使用して、伝統のグッドイヤー・ウェルテッド製法によって仕上げられたユニークなものでした。クリーパーズは1950年代に英国で初めて発生したユースカルチャー”テディー・ボーイ” をターゲットとしたアイテムとして開発され、当時アメリカで発生した新しい音楽、ロックン・ロールと結びつき、60年代には彼らの必修アイテムとなりました。その後、ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンが、1972年にロンドンのキングス・ロード430番地にテディー・ボーイ向けのショップ “レット・イット・ロック” をオープンし、ジョージ・コックスのクリーパーズを販売。1976年以降は、パンクの時代を背景にセックス・ピストルズやザ・クラッシュを始めとする、数多くのパンクグループのメンバーたちに着用され、カルト的なステイタスを獲得し、ストレイキャッツのデビューをきっかけに起こった80年代初めのロカビリー・リヴァイバルの時代に引き継がれ、ロカビリーたちにも熱く支持され続けました。一方、キングス・ロード323番地にレトロ・ブティックとしてオープンした”ロボット”の別注品が、80年代初頭に初めて日本に輸入、販売されたことで人気が飛び火し、90年代以降は666別注品のヒットを皮切りに、多くのブランドとのコラボレーションが実現しています。666では80年代初頭にその”ロボット”から取扱いを始めてから、今に至る国内での正規代理店を担っています。

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